動画で解説:電子工作キット(ウルトラタイマー)の作り方
最新ニュースをこちらにアップします。
電子システム工学科のイベント情報です。
電子工作体験を大学内で行っております!
また、お家でできる電子工作を「テイクアウト」形式にて提供します。
カップ麺に最適な3分タイマーを「ハンダを使わない回路」で制作するキットを配布中です。
4号館4階でお待ちしています!
電子システム工学科の特徴や技術分野,進路などについて紹介します。
電子システム工学科は,以下の3点を重視した教育体制により,技術で社会に貢献できる技術者を育成します。
このような教育体制のもと,本学科は クリエイティブ・ジェネラリストの育成を目指しています。クリエイティブ・ジェネラリストは,幅広い技術や知識を統合的に身につけることで,新しい製品や付加価値を創造できる人材です。
近年,3Dプリンタやマイクロコンピュータなど,テクノロジーの進歩により比較的安価に電子システム技術を道具としてモノをつくれる時代となりました。電子システム工学は, 技術を組み合わせ,価値の創造をプロデュースできる技術者が特に力を発揮できる分野といえます。
学科紹介へ戻る東京電機大学の建学の精神に「実学尊重」があります。これは,基礎となる理論の理解や知識に加え,手を動かし,実際にものをつくることのできる技術力の必要性を説いています。
電子システム工学科では,1年次配当の「ワークショップ」でものづくりの面白さと 難しさを体感できます。また,2年次以降の実験では,自ら回路の動作を考え,測定し,理論と現実の違いについて考察します。高学年次の「アドバンストワークショップ」や「卒業研究」では,技術の発展に寄与する新しい理論や社会のニーズに応えるアイデアを ものづくりによって具現化する能力を身につけます。
さらに,学科独自「ワークショップルーム」を設置しています。ワークショップルームでは,各種工具や加工機械,さらに秋葉原のパーツショップさながらの電子部品のストックを用意しています。電子システム工学科の学生はいつでも ものづくりを楽しむことができます。
学科紹介へ戻る電子システム工学は,電子工学分野と情報システム分野の双方にまたがる学問領域です。 電子工学分野では,回路設計,電子物性,光学,センサーエレクトロニクスなどハードウェアを中心とした学問です。一方,情報システムはプログラミングをもとにした通信ネットワーク,音声画像処理,人工知能などソフトウェアに関する分野といえます。さらに,ハードウェアとソフトウェア融合(組み込みシステム)が,ウェアラブルデバイス,IoTなど新しい産業の鍵を握っているといわれています。本学科に関連する技術分野のキーワードの例を以下にまとめます。
高機能半導体,電子物性,高機能材料,有機EL,無機EL,波長可変レーザー光源,プラズマ,高効率太陽光発電,高効率LED照明,超高速光通信
IoT,集積回路,3Dディスプレイ,ヒューマンインタフェース,ウェアラブルデバイス,センサネットワーク,植物工場,生体センサ,スマートフォン
人工知能,機械学習,画像認識,音声認識,DX(デジタルトランスフォーメーション),xR(VR,AR,MR),データサイエンス,統計解析,認知科学
技術分野ポータル【特設サイト】 学科紹介へ戻る1年次配当科目の「電子システム工学入門」では,全教員の専門分野の紹介や研究室見学を実施しています。また,希望者を対象に研究室インターンシップ制度をており,低学年次から研究室に体験入室することが可能です。
電子システム工学科工学科のカリキュラムは,将来の基盤(自分の強み)となるスキルを意識した履修計画が可能です。電子システム工学科は,主に以下の3つの主軸分野を設定しています。
電子システム工学科は,大学院進学を推奨しています。本学科には,東京電機大学大学院工学研究科電子システム工学専攻が接続されており,高度技術者を目指した研究教育体制が整っています。大学院生はでは,国内学会のみでなく国際学会にて英語での研究発表も積極的に行っており,その研究成果は世界から高く評価されています。
大学院では研究を中心とした実践的な技能を修得できます。例えば,世界最先端の研究動向を英語論文などを調査することで,語学力,最新技術の理解力を培います。さらに,指導教員や学生同士の議論による課題設定,課題解決に対する論理的な思考が求められます。そして,研究成果を広く世界へ公表するためのプレゼンテーション能力,専門家との技術的議論など,社会で活躍できる高度専門技術者の素養を身につけることができます。
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JR東日本,NTTデータ,キヤノン,京セラ,ソニー,東芝,JR東海,日立製作所,ホンダ,NEC,富士通,三菱電機,日本サムスン,セガ,パイオニア,ボッシュ,関電工,ソフトバンク,いすゞ自動車,岩崎通信機,日本精機,大成建設,高砂熱学工業,日立システムズ,NECソリューションイノベータ など
日本電気株式会社(NEC),トヨタ自動車株式会社,京セラ株式会社,株式会社東芝,東京電力株式会社,三菱電機株式会社,TDK株式会社,日産自動車株式会社,本田技研工業株式会社,東海旅客鉄道株式会社(JR東海),パイオニア株式会社,富士電機株式会社,シャープ株式会社,株式会社クラレ, オリエンタルモーター株式会社, 富士通エレクトロニクス株式会社 エレコム株式会社 など
第一級陸上特殊無線技士,第三級海上特殊無線技士,陸上無線技術士(第一級・第二級),電気通信主任技術者,建築施工管理技士(1級・2級),建築設備士,建設機械施工技士(1級・2級),技術士補,公害防止主任管理者,消防設備士(甲種),弁理士,高等学校教諭一種免許状(工業),中学校教諭一種免許状(技術) など
学科紹介へ戻る電子システム工学科の教職員を紹介します。
電子システム工学科の研究室を紹介します。
目標とする信号を与えれば,ハードウェア自身が学習を繰り返して,所望の動作を行う回路に進化するというものです。これにより,1) 回路を設計する必要が無い,2) 使用環境に応じた回路定数の自動調整可能,3) 製造時の回路定数のバラつきを自動調整可能,4) 一部分が故障しても動作を継続可能,という画期的な特性を有します。そのため,経年変化する人体をサポートし続ける医療機器や,故障しても修理できない宇宙空間で動作する機器などへの応用が期待されます。
進化ハードウェアの他に,進化アルゴリズムを応用した特定用途向け専用プロセッサ(画像処理など),汎用マイクロプロセッサを応用した福祉機器の研究などを行っています。
理工系分野では,様々な道具を開発して,創造的な活動を行っています。私たちの研究室に関係する信号・画像処理は,(高校)数学と工学を直接的につなげる手段(道具)であり,簡単な波形処理からインテリジェントなシステムに至るまで,色々なところで用いられています。ディジタル技術とも結びつきが深く,時代を支える不可欠な基盤技術のひとつです。
私たちの研究室では,“ヒューマン・エレクトロニクス”をキャッチフレーズに,ヒトの処理能力の限界を,コンピュータを用いた信号・画像処理によって克服し,産業やホームエレクトロニクス,ロボット等の生活技術に応用することに興味をもっています。 時間-周波数解析による音声・楽音を対象とした信号処理,ディジタル画像の認識・検索,高度セキュリティシステムのための信号処理について,学び,研究を行っています。研究は,コンピュータを用いたシミュレーション検証による基礎研究が主体です。
今,ネット上の信号のほとんどは光通信を利用して運ばれています。光通信はインターネットで利用される光ファイバを使った長距離・大容量通信だけでなく,最近ではノートPCと外部ハードディスクやディスプレイとの接続用にも使われ始めています。今後は携帯電話内の信号のやりとりなどにも利用されていくものと考えられています。このように適用範囲が拡大されていく光通信の新しいシステム構築を目指しています。
地球温暖化が世界的な問題となっています!これは石油や石炭を燃やしたり,家畜のゲップなどによって発生する二酸化炭素やメタンなどの温室効果ガスの増加が原因といわれています。二酸化炭素やメタンはある特定の色の光を吸収する特性を持っているので,レーザから出る光の色を変えながら光検出器で受けることでこれらのガスの存在を確認することができます。これらのガスを高感度に測定できるシステムを構築すれば地球温暖化防止に役立つだけでなく,他のガスの検出にも利用できます。 たとえば各家庭に設置を義務つけられている火災警報器や,人体に有害な各種ガスの検知器なども実現可能と考えられます。 本研究室ではレーザーによるガスの高感度計測と,光通信によるセンサネットワークの構築について検討を行っています。
光応用工学研究室では,レーザー光の制御による極限光の発生とその新たな利用領域の開拓を目指した研究を行っています。レーザーから発生する光は,その波長,振幅,位相,時間波形を制御することによって様々な機能を持たす事が可能となります。物質中での非線形光学効果を利用したレーザー光の波長変換や,光変調器を用いた連続発振半導体レーザーからの超短パルス光の発生,光周波数の物差しとなる光周波数コム光源等の研究に取り組んでいます。
超短パルス光とは,一瞬の間だけ光るレーザー光線の事です。どのくらい一瞬かというと,100フェムト秒以下(フェムトとは10-15の事)すなわち,10兆分の1秒以下という領域です。これは,光でもわずか30ミクロンしか進めない短い時間となります。このような超短パルス光をカメラのストロボ撮影のストロボのように用いることで,物質の超高速な時間変化を捉える事が可能になります。
また,超短パルス光の繰返しパルス列のスペクトルを見てみると,右図に示すように,物差しの目盛りのように輝線スペクトルが等間隔に並んでおります。その形が髪をとかす櫛の形に似ている事から光周波数コムと呼ばれ,光周波数の物差しとして使われ光周波数計測に飛躍的な進歩をもたらしました。しかしながら,この輝線スペクトルの間隔は大変稠密であるために,1本1本を分離する事が出来ずに,物差しとして使う事は出来ても,そのままでは分光用の光源として直接使う事は出来ませんでした。そこで,本研究室では,広い周波数間隔を持った光周波数コム光源を開発し,その利用領域を広げる研究を行っております。
ボリュームディスプレイは,空間に立体を直接描画し,「ボリューム」の名の通り体積を持つ立体画像を表示するディスプレイです。と言ってもSF映画のように透明な空気中に完全な立体を描くことは現在の科学では困難です。このため,現状のボリュームディスプレイは光の残像を利用する原始的な方式のものが主流です。しかしボリュームディスプレイで描く立体は,内部が透けて見えてしまうことを除けば,人間が実際の立体を見る場合に近い立体表示が可能です。すなわち眼の焦点と立体の位置が一致し,視点の移動につれて立体の見える面が連続的に変化し,横から見れば横の面が,上から見れば上の面が見えます。立体表示技術は他にも様々なものがありますが,当研究室では「飛び出して見えるだけの表示ではなく,立体の形状を正確に表示可能で多人数が同時に観察でき視点の移動も自由にできる」立体表示装置を使い,2Dディスプレイや他方式の立体ディスプレイでは形状の正確な把握が難しい曲面や,流れの表示,インタラクティブなアプリケーションの研究を行っています。
当研究室で開発したボリュームディスプレイは,振動をキャンセルしつつ往復運動するVFD(蛍光表示素子)に,立体の断面を連続表示して残像により立体表示を行う原始的なものです。しかし特殊な光学系が不要で市販部品だけで構成可能であり,表示エリアが4cm×2cm×4cmと小さく表示も単色であるものの約105万個の光点からなる立体の静止画およびアニメーションを鮮明に表示可能です。下図は楽器(ホルン)の3D画像を表示した例で,視点を移動しても,その方向からの画像が見えていることがわかります。
大規模集積回路の設計と高信頼化 集積回路の製造技術の進歩に加えて,情報システムの高度化による集積回路の性能に対する要求が増大しているため,より大規模な集積回路を短時間に高性能かつ低コストで設計する手法や技術が重要になっており,集積回路の設計技術,設計支援技術は現在の情報化社会を支える基礎となっています。
また,集積回路を工業製品の一つとして考えると,その品質を保証するための製造テストが行われますが,大規模な集積回路をいかに効率的にテストするかということが,高い信頼性を持つ情報システムを構築するために必要不可欠です。本研究室では,高信頼システム実現のために,集積回路の設計を中心として,コンピュータを利用して回路設計を支援する設計CAD技術,集積回路の信頼性を保証する製造テスト技術,IoT時代に不可欠な集積化MEMS技術,などを研究しています。
本研究室では,集積回路というキーワードを中心として,「回路設計」「設計支援技術」「製造テスト技術」の各テーマについて研究を進めています。もちろん,これらのテーマはお互いに関連があり,明確な境界があるわけではありませんので,広く集積回路に関連する知識を得ながら研究を進めていくことになります。また,集積回路を設計し,出来上がったチップを自ら測定・評価し,研究成果としてまとめる,という流れを経験することで,技術者,研究者として必要な能力を身につけることができます。
II族酸化物及びII族硫化物半導体(ZnOやMgO,ZnSなど)は,発光ダイオード(LED)や太陽電池などの光電子デバイス用の材料として期待されており,その構成元素である亜鉛やマグネシウムの資源は豊富に存在しています。本研究室では,環境負荷が極めて低い超高真空マグネトロンスパッタリング法によりII族酸化物及びII族硫化物系単結晶薄膜の成長を行い,これらを用いた光電子デバイスの開発を行っています.
最近,「野菜工場」という言葉を耳にすることが多くなってきましたが,野菜工場では従来,栽培に必要な光源に蛍光灯やナトリウムランプなどが使われていました。本研究室では,光源に省電力で寿命が長い発光ダイオード(LED)を用いて,おいしい野菜の安定・安全栽培を目指しています。サラダ菜やリーフレタスの葉物野菜の他に,LED光のみを用いたメロンの栽培にも成功しております。
協調を新しい知能と捉えて,人間社会の役に立つ新しい技術の創出を目指します。近年,科学技術の発展により,賢く役に立つロボットの期待が高まっています。しかし,人工知能に代表される賢さに関する研究も,まだまだヒト(設計者)の想定を越えることは難しいと考えます。そこで,柔軟なヒトの知能に学び,その知能を活かすアプローチが盛んに研究されています。しかし,賢さを構成する要素は様々であり,何ができれば賢いか?という問題は研究者ごとに異なっているのが現状です。
本研究室は,他者と「協調」に注目しています。ヒトやロボットが,上手に協調するために必要な能力をコンピュータで理解・解析することは非常に高度で難しい問題です。近年,人間機械系とよばれるヒトと機械(ロボット)の協調に関する研究が世界的に注目されています。
ヒトと協調できるロボットを作るためには2つの問題が生じます。1つは,ロボットが行う動作(サポート)がヒトにとって大きなお世話になってしまうことが,しばしば起こることです。ロボット(正確にはロボット設計者)が良かれと思ってアシストをヒトに与えても,結果的に邪魔をしてしまう可能性は捨てきれません。そして2つ目は,ヒトの熟達の問題です。特に初心者はミスを起こす可能性が高いと考えられます。さらに,時間とともに熟達が進むに連れて,操作特性が変化します。ロボットにとってサポート対象の行動パターンが変化してしまうことは,非常に問題を難しくしてしまっていると言わざるを得ません。
本研究室では,このような問題の解決の糸口として,「協調」が挙げられると考えます。つまり,ヒトがどのような意図をもっているか?どのような特性で操作しているかを察して,さらに自分の行動が他者に及ぼす影響を予想しながらアシストを実行する能力です。実は,協調はロボットからヒトへのほかにも,ロボット同士の協調作業やヒト同士のチームワーク支援などにも応用が可能な概念です。この協調できる能力をいかにしてロボットに理解させ,役立たせるかが本研究室のチャレンジです。詳しくは,協調ロボティクス研究室HPを参照してください。
近年,テレビやスマートフォンに代表される光学デバイスは,映像(情報)を届ける放送などにおいて重要な役割を担っています。このような背景でこれまで液晶,プラズマ,エレクトロルミネッセンス(EL)などを利用した様々な表示デバイスが開発されてきました。これらのデバイスには様々な光機能材料が使用されておりますが,機能発現のメカニズムがよくわからないまま使用されているのが現状です。
当研究室では各種表示デバイス,電気化学デバイスを作製し,あわせて使用した光機能材料の機能発現メカニズムを解明する測定器の電子回路設計,およびデバイスの駆動回路設計も行っております。
加えて,デバイスの高機能化のためにグロー放電プラズマ*にも注目しております。現在,プラズマ加工技術は集積回路の微細加工,材料の表面処理(高機能化)など様々な用途で利用されています。高機能のデバイス設計にはプラズマの性質を理解し,応用できるようになることが必要不可欠となります。そのため,当研究室ではプラズマパラメータを解析する基礎的な研究を行い,改良を加え,今後の新しい解析法に結び付ける研究を行っています。また,得られた知見を基に,新しいプラズマ生成装置の開発し,その効果を水処理分野でも応用しております。
物質のエネルギーを上昇させていくと,“固体”⇒“液体”⇒“気体”へと変化します。この気体中の分子(原子)にさらにエネルギーを加えると,分子同士が激しく動き回り衝突して電離が起こります。正イオン(+)と電子(-)が生じ,電気的に不安定になり,その二つが動き回っている状態を“プラズマ”と言います。
これらのプラズマは蛍光灯のような照明,ネオンサインのような広告灯などに利用されており,現在では,ドライプロセスによるエッチング, スパッタリング成膜により表示デバイス・半導体集積回路の製造,各種材料の表面処理など広範囲に利用されています。また,医療・植物工場など次世代の産業でも注目されています。
電子システム工学科学生への情報です。
電子システム工学科では,卒業研究発表会資料を公開しています。
※学内限定アクセスです。学外からのアクセスは, VPN接続を利用してください。VPN接続方法(総合メディアセンター)はこちら。
電子システム工学科の学生生活を写真で紹介します。